ハンドボール 東海クラブダービー Game2 飛騨高山ブラックブルズ岐阜 v HC名古屋

こんにちは。スポーツアナウンサーの脇田達司です。
7月もきょうでおしまい。
高校野球はいよいよ甲子園に舞台が移りますね。

インターハイも各競技とも盛り上がっています。
私も先週末は三重のサオリーナへ行ってハンドボールを観戦しました。



東海クラブダービーは台風の影響で28日に予定されていた
三重バイオレットアイリス v 飛騨高山ブラックブルズ岐阜がキャンセルになり、
29日に2試合が組まれました。

①11:00 飛騨高山 v 名古屋
②15:30 三重 v 飛騨高山


まずは飛騨高山 v 名古屋 戦から振り返ります。

飛騨高山のブレイキングニュースは
何と言っても昨シーズンJHLMVPのイ・ミギョン選手が加入したこと。

それに対して名古屋の新井HCは
イ・ミギョン選手に対するディフェンスを
2枚目の宇野・3枚目のルーキー杜氏がどこまでがんばれるか。
またルーキーのCB福地がどこまでゲームが作れるかに注目していたとのことです。

【試合経過】
立ち上がり、飛騨高山のファーストオフェンスでいきなり7mスローを獲得
しかしイ・ミギョンの7mスローは名古屋GK滝澤に阻まれます。
対する名古屋はPV吉田のポストプレイでまず先手を取ります。
しかし飛騨高山はイ・ミギョンにボールを集め
ディスタンスあり、カットインありと名古屋のディフェンスを翻弄させます。
前半だけでイ・ミギョンは6得点
名古屋はエース高宮・CB笠原で得点を重ね、9-9の同点で折り返します。

後半に入り飛騨高山はLWの比嘉・キャプテンのキム・ウンヘが積極的に攻めて
リードを広げます。
名古屋は33分 DFのキーマンと新井HCが話していた宇野が2分間退場
名古屋はその後5分あまり無得点。
しかし、39分 飛騨高山は松本が7mスローを外し流れは名古屋へ。
すぐさま同点・勝ち越しに成功。
そこからはトランジションゲームに。
41分からイ・ミギョンの3連続得点で飛騨高山が再び勝ち越し。
さらに飛騨高山はPV陣野、RB宮崎のショットで突き放しにかかります。
58分3点ビハインドの名古屋は高宮がショットを打つが、
GK田口のファインセーブで勝負あり。
最後はイ・ミギョンがこの試合12点目のブザービーターで締めくくり
21-18で飛騨高山が接戦を制しました。

この結果、優勝争いはGame3に持ち込まれることになりました。

【監督・選手コメント】
☆名古屋 新井ヘッドコーチ
個々の動きはGame1よりよくなかった。
セットオフェンスで加点ができず、ブルズのディフェンスが良かった。
ショットの駆け引きで負けたと思う。
福地にはシンプルなオフェンスがほしかった。

宇野と杜氏ははじめはやられていたけど徐々にフィットできたと思う。
リーグ戦ではプレーオフ進出が目標で各チームの勝ち越しを目指したい。
個々の球際の強さで点差が変わると思う。

☆名古屋 CB 笠原
優勝を狙っていたので守れ切れなかったのが悔しいがいい勝負ができたと思う。
4月から新しいオフェンスやいろんなプレイをやってきたがミスが多かった。
現段階では60~70%くらい。

☆名古屋 キャプテン 高宮
リーグ前にこのようなゲームができたのは大きい。
イ・ミギョンが入ってきたことで10失点は覚悟していた。
勝負どころで守りきれず、攻め切れなかった。
飛騨高山のスイッチディフェンスは分かっていたのでミドルを積極的に打てた。

☆名古屋 PV 吉田
オフェンスの組み立てができる貴重なチャンスだった。
もうちょっとオフェンスが何をしたいのか、
やりたいことが形として少しできてきた。
イ・ミギョン選手はやはり強い。
チャンスは一つ一つものにすることが今シーズンの課題

最初のシュート、最初のプレイがカギ。
全力でやっていきたい。

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