ハンドボール国際Aマッチ ジャパンカップ 女子 日本vポーランド
こんにちは。
スポーツアナウンサーの脇田達司です。
きょうから7月。関東地方は6月29日梅雨明けが発表。
あまりの暑さに早くもカラダが滅入りがちです。
これから高校野球・インターハイなど高校生スポーツも全国での戦いが始まりますね。
さて6月はハンドボールの国際Aマッチの取材へ行く機会が多い1か月でした。
先日レポートした東京での男子 vsドイツ戦
高崎(群馬)での女子 vsポーランド戦
東京での男子 vsブラジル2連戦
今回は女子のポーランド戦を振り返ります。
高崎アリーナへはじめて行きましたがとてもきれいなアリーナでした。
原希美キャプテンも
試合後に「こんな素敵なアリーナでプレイできることがうれしかった」と話していました。
デンマークでプレイし国内リーグベストセブンに選ばれた池原、
今シーズンから池原と同じチームでプレイする角南(唯)の海外組をはじめ
ベテランの永田(し)、代表復帰の石立のプレイに注目しました。
立ち上がり日本は基本のゾーンディフェンスである6:0ではなく
前に3人、後ろに3人の3:3でアグレッシブに仕掛けてきました。
しかし逆にタイトになりすぎてしまいなかなかペースをつかめません。
前半は11-13のビハインドで折り返し。
前半のスタッツを見ると
右サイドの得点が思ったよりも伸びませんでした。
もちろんヨーロッパで活躍している池原ですから
ポーランドのマークもきつくなるのは当然です。
その分をポストの永田(し)と角南(果)が
カバーできたのは大きかったと思います。
後半のスタートから石立をCBに投入。
石立は途中から入ることでベンチでチェックができ、
客観的に見られたと話していました。
その石立投入が見事にフィット。
角南(唯)との1on1が機能して得点が伸びてきました。
また右サイドの池原のサイドショットも決まりだして39分に逆転。
その後も原、大山、横嶋、角南姉妹とサイド、センター、ポストから満遍なく加点。
そしてこの試合のMan Of The MatchはGKの板野。
51分からの5分間でなんと6連続セーブ。
この日、板野のGKセーブ率は45.5%
日本は50分からの7分で7連続得点。
ディフェンスからの速攻がしっかり出せたと話していました。
前半はターンオーバーでからの失点で苦しかった。
また簡単なショットを外したり、フィジカルで負けていた部分もあったので
そこを修正していきたいとのことでした。
ウルリック監督は
前半はフィジカル面で厳しかった。
ポーランドは前半が準備が良くできていて
アグレッシブなディフェンスを理解していたと評価していました。
昨年12月の世界選手権で3位になったオランダを相手に
ラウンド16で延長までもつれ込んだ試合のように
決してヨーロッパ相手に引けをとる印象はありませんでした。
ヨーロッパの高さに対抗できるのはスピード。
原キャプテンが話していたディフェンスからの速攻を決められる機会が増えると
ヨーロッパ相手にも互角に戦えると感じたゲームでした。
8月 インドネシア・ジャカルタでのアジア大会、12月 熊本での女子アジア選手権に向けて
8月には熊本で日本代表と
デンマーク ニューコビン(池原・角南(唯)・亀谷)との対戦があります。
ぜひ応援に行ってみてはいかがでしょうか???
詳細はこちら 「おりひめトライアルゲームズ2018」
0コメント